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2013年03月29日

寺乃音、大野山からの桃望郷と共に。

めっきり暖かくなりましたね~、早く、スタッドレス履き換えに行かなきゃ...。
なんて、春の陽射し燦燦な金曜日ですが、明日は山梨県笛吹市の大野山「福光園寺」で、「寺乃音」が開催されます。


お馴染み静岡のAKIさんを筆頭にした、静岡・山梨・長野での共同プロジェクト「音の道」。
その「音の道」が企画運営する、歴史と人間が刻み込まれた建物でのコンサート。
去年の10月に、同じく山梨県の山梨市の酒蔵で行われた「蔵乃音 ~KURANONE~」から、旅籠や茶屋など、建物とそこに染み付いた日々と音楽との演出をして来ました。
そして、今回は、1500年の歴史の中、かの弘法大師や武田信玄も訪れ、足跡を刻んだ「大野山 福光園寺 (ふっこうおんじ) 」にて、「音の道プロジェクト」企画運営の一日を、発信します。


今回の会場「福光園寺」は、大野山の山の頂上付近に立地していて、訪れた事がある方はご存知かと思いますが、下から登っていく道すがら、右も左も前も後ろも桃畑に囲まれます。

僕が下見に行ったのは、三月の頭だったので、まだこんな景観ですが、聞くところによると今、この桃花の開花が7~8分くらいにはなっているらしいです。
想像してみて下さい、山の上から、桃色の斜面を眺めながら滑り降りるが如くの景観が、明日は広がるのではないかと思います。
桃園に囲まれるまでは、そこここで、桜の開花も楽しむことが出来ると思います。

春の匂いに包まれ、春の色彩に眩さを感じながら「福光園寺」に着くと、まず、その佇まいがどっしりとしている寺だと云うことを、感じます。

なんてのかな、鳥の囀りも、子供たちの声も、風の音も、陽の光も...。
すべて、どっしりと構えた「福光園寺」の懐で、遊んでいるかのように感じるんです。

古い建物でコンサートを開くようになって、よく感じるんですが、これが、「その建物の呼吸」なんだなって、思うんです。
「福光園寺」も、1500年という、とてつもない時間、呼吸し続けて来た中で、その静寂さを兼ね備えているんだろうな...。

そして、今回のミュージシャンがライヴを繰り広げる場所は、「福光園寺」の中の、普段は法事などが行われる「倉裡」で行われます。
この「倉裡」の前の枝垂れ桜が名物なんですが、これには少し早いかな。


若住職の仏法話も織り交ぜながら、9組の素晴らしいミュージシャンが、「死」を扱うことが多い寺に、「生」きた音を注ぎ込みます。
そうして、寺で成る音の世界を、繰り広げてみたいと思います。
----------
寺乃音
2013年3月30日 (土)
大野山 福光園寺

http://www006.upp.so-net.ne.jp/fukkouonji/index.html
2,000円 (お茶・ジュース・トン汁など、ご用意があります。持ち込みも可。)
福光園寺 地図
http://www.mapion.co.jp/f/cocodene/view.html?token=cea5d8b4898f380abc91e3d09a4ed8b8

13:00 オープン
13:45~13.55 若住職和尚さんのご挨拶・法話
14:00~14:25 牧野憲人
http://makinokento.jimdo.com/
14:30~14:55 JUBILLY
http://58.xmbs.jp/toshiomi/
15:00~15:25 マリナーズ
15:30~16:00 休憩
16:00~16:25 EL Camino
http://homepage2.nifty.com/elcamino/index.html
16:30~16:55 よよよゐ
http://eeadgbeee.blogspot.jp/
17:00~17:25 ましゅまろまま
http://masyumaromama.naganoblog.jp/
17:30~17:55 お寺見学
18:00~18:25 河田ケンイチ
http://froghouse.jp/
18:30~18:55 岩崎けんいち
http://take-b.com/
19:00~20:00 インチキ手廻しオルガンミュージシャン オグラ
http://ogurarara.com/
20:00 終演

問合せ: 055-263-4395 (福光園寺) ・090-9197-4530 (遠藤)
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どんな一日になるのか、僕にも分かりません。
今はただ、ワクワクしているだけです (笑) 。

明日休日の土曜日、まだ予定が決まっていない方、どう過ごそうか...な~んて思っている方、東京方面から来ても、長野方面から来ても、静岡方面から来ても、「寺乃音」までは同じくらいの旅程だと思います。
桜と桃の色彩と匂いに酔い、音楽の調べに委ね、歴史刻まれた法に導かれた仏の教えに先祖を思ふ...。
あなたの五感を、思想を、思い切り充たす一日になると思います。

大野山の上で、桃色の彼方に拡がる甲斐の平野を、一緒に眺めませんか?

AKIさんのブログでは、もっと「寺乃音」の内部を、感じていただけます!
http://ameblo.jp/uniawa/entry-11500291601.html

皆さまのお越しを、お待ちしていますっ!  

2013年03月05日

03/05 13 導火線その弐、ShyさんとGENさん

今回は、「Shyさんと永原元さん」の夜の事。
如月三部イベント、「ACOBATTLE★松本 04」ひとつ前の、正祥での「ザ・ライヴ」です。

2月22日 (金)
「ザ・ライヴ!」Shy&永原 元/沖縄パラダイス 正祥


自分達がやるライヴの段取りを組んだり、フライヤーを作ったり告知したりって事は今までにもやって来たけれど、なにか大きいイベントの企画~運営を担ったり、ツアーミュージシャンの方々のライヴを企画したりなんて事は、「ACOBATTLE」でAKIさんと知り合ってからやり始めた (笑) 事なんだけど、そのAKIさんの口添えもあって、嬉しい事に、僕にライヴの企画伺いを連絡して下さるミュージシャンが、最近増えている。
来月4/15 (月) ~4/18 (木)には、「ACOBATTLE★松本 SP」でもすごい反響だった「ハヴケイスケ」さんの松本界隈フォーデイズがあるし、月末4/24 (水) ~4/27 (土)には、竹原ピストルさんと「ダルマ・ブラザーズ」を組んでいる武田組の「英祐一(えいすけいち)」さんの松本界隈も担当させてもらうし、6月には「竹原ピストル」さんの「信州撃ちヌき銃弾ツアー」十日間が控えている。
そんな中、今回の「ザ・ライヴ!Shy&永原元」も、担当させていただいた。

Shyさんには、もう何度も松本にライヴでお越しいただいているし、実際に共演させていただいた事もあったので、そのShyさんが初対面のパーカッショニストのGENさんと二人で松本にいらっしゃって、それを企画するさせてもらうって今の自分が、なんだか不思議な気分だった。
Shyさんといえば、沖縄、そして、トーメや永山尚太さんの高校の先輩でもあり...って事で、企画の段階から、今回ライヴ会場になった「沖縄パラダイス 正祥」のマスターが完全協力して下さって、「沖縄パラダイス 正祥&関描「せきかく」プレゼンツ」での、開催が決まった。
マスターの太っ腹もあり、食べ放題!呑み放題!ライヴ聴き放題!の放題セットで、お客さまをお迎えすることになった。
正祥マスターとのコラボは、来月のハヴくんの初日でもやりますので、どうぞ、お楽しみに!


さて、ライヴ当日。
会場の正祥に行くと、もうすでにShyさんと元さんは到着されていて、リハの最中だった。


もうね、このリハの音をカラダで浴びただけで、鳥肌が立った。
打楽器というのは、この世の中で「こえ」と同じくもっとも古い楽器、そもそも人間が生を受けた時から刻まれるハートビートは、鼓動、打音の象徴だと僕は思っている。
リハの最中、耳からというよりも、身体から身体へ伝わってくるShyさんとGENさんの音に、僕もマスターも涙ぐんでしまった。
多分...ね、マスターもあの世に行っちまったパーカッショニストのニヤニヤした顔を思い出していたんじゃないかな...。

今回は、アコギのリズムサウンドとビートの夜にしたかったので、O.Aに「トーメ☆FUKU」と「K-2 UNIT」を予定していた。
いたんだけれども、ご存知の方も多いと思うけど、トーメが腰をかなり痛めてしまって、出演が出来なくなってしまった。
トーメは、悔しかっただろうし、情けなかっただろうし、切なかっただろうな...。
そんなんで、この夜は「FUKU」と「K-2 UNIT」のO.Aで、「Shy&GEN」をお迎えすることになった。

 ■FUKU: http://www.fukkoo.variafreeze.com/

もともと、ソロでの出演じゃなかったステージ、頭の中も「トーメ☆FUKU」モードで当日までを過ごしていたであろう、FUKU。
トーメのやるせなさを一番感じていたのもFUKUだと思うし、その上、ShyさんとGENさんの音へと繋ぐべく自分の役割、そんな事をすごく考えるFUKUだからこそ、その重圧もすごかったんじゃないかな...。
でも、しっかりとFUKUを出してた、歌ってた。
うん。

 ■K-2 UNIT

この当日、「TEAM the K-2」のジャンベ奏者ミッチーは、何を好んで (笑) か、駿河に出張していた。
伊豆から松本入りしたShyさんたちと逆行するかのような彼、なんでそういう動きになるのか...って大笑いして、
「ライヴ中に松本に帰って来られないようなら、沼津まで足を伸ばして「ACOBATTLE☆SURUGA」でまあやソロ見ておいで。」
って言ってたんだけど、そのミッチーも間に合って参加できて、「K-2 UNIT feat.ミッチー」でのステージ。
「ひまわりの~」とか「ほっしが~おかの~」とかの篠原の声とピアノのバラードのイメージが強いK-2なんだけど、今回はShyさんとGENさんのGROOVERコンビのO.A、僕もギターカッティングの曲を多めに選んでの選曲でした。
この時点でミッチーは、この後とんでもないジャンベ奏者を体感する事になるとは、まだ気づいていない... (笑) 。

そして、会場内はいよいよのShyさんとGENさん登場が近づき、なにやら熱気を帯びて湿度まで上がってきているような雰囲気。
二回のロフト席で本番を静かに待つShyさんは、まっすぐ正座をして、ものすごく厳しい顔をされていた...。
そしてっ!

 ■Shy&永原 元
Shyさん: http://www.aobatuzuki.net/shy/
GENさん: http://profile.ameba.jp/tureture-gen/

これね、もう、本当にすごいとしか言いようがないステージ。
上手いとかノリがいいとか、そんなのは当たり前で、ジャンベの音とカッティングギターのリズムと、その空間を縫うように迫り来るヴォーカルと...。
二人の演奏なんだけど、音の構成は、完全にトリオ。
ジャンベとギターとうたの、トリオそのものなんだよね...。
GENさんのジャンベ、これは、目の前で生で見るだけで、ものすごくいろいろと勉強になる、刺激される、メロディーが生まれる!
Shyさんのリズムは、時に乾いてファンキー、時にしっとりと美しく、ヴォーカルはメロディアスで、どしどし風景が脳みそをよぎる!
ライヴは、全身で聴くものだって、演奏は全身でするものだって、これでもかっ!って感じさせられる。

一度、Shyさんが引けての、GENさんのソロステージ。

ハヴくんもよくやる、リアルタイムでサンプリングを重ねて行って、自分の音とセッションしながら音を組み立てていく、その組み立て方が絶妙で、打楽器も音階を持っている楽器なんだって事が、聞いている人たちにも解ってもらえたんじゃないかな。

そしてこの辺から、K-2でジャンベを演奏していたミッチーは、あの優しい眼が鋭くなって、完全に無口になってしまった...。

Shyさんがヴォーカル、GENさんがジャンベなんだけど、時々、ジャンベが歌に回ってShyさんがリズムとコードを担う展開のアレンジ、演奏は、本当にものすごかった................。
当然のように、会場は次第にみんな立ち上がり、スタンディング状態に。

GENさん、Shyさん、ありがとうございました。

閉演後も、なかなか熱気は冷める事を知らずに、笑い声と歓声と拍手にずっと包まれていた。


ヒーローズの兄貴が、「けんちゃん、ヤツに聴かせたかったな~」って、ちょいと潤んだ目で言ったその一言、うん、俺もすごくすごく感じたよ。
でも、SALさん、どうせ来てただろうけどね (笑) 。
ミッチーも、長い一日だったよな、お疲れさま (笑) 。
最後になっちゃったけど、正祥のマスター、祥子さん、麦穂、溢れんばかりのお客さま、本当に、にふぇ~で~びぃる!



そして、正祥の壁には、「ACOBATTLE★松本 04」のポスター。

いよいよ、如月三部の〆、「ACOBATTLE★松本 04」のブログが、俺を待ってるぜ~。  

2013年03月05日

03/04 13 導火線その壱、中川千夏と谷紗矢香 [ライブ映像あり]

「ACOBATTLE★松本 04」のブログを、書く前に。
2月27日に開催された「ACOBATTLE★松本 04」の本番を前に、とにかく僕の思い入れが強かった、僕も企画に絡んだイベントが二つありました。
この二つのイベントと「ACOBATTLE★松本 04」が、僕の二月だったって言っても、過言じゃないかも (笑) 。
三つの僕の如月、遅いレポになっちゃうけど、やっぱり書きたいので、記しておきます。

2月17日 (日)
中川千夏「僕らは薄着で笑っちゃう」ツアー feat.谷紗矢香/韓国食堂 M.C.HANA


高知から中川千夏さん、大阪から谷紗矢香さんを招いての夜、長野組から「Icchie」・「jun.」・「the APPLAUZ」も登場して、五組でのライヴ。
これね、正に「女のアコバトル」的な、そんな夜になりました (笑) 。

去年の8月に、トーメ主宰の「オトカジ」で初めて松本の地を踏んだ千夏さんは、今回で松本での演奏は二回目。
前日・前々日に静岡でライヴをこなして、当日に松本入りした千夏さん、「お久しぶりです...」って、少し微笑んでくれた表情を見て、「あ~、初めての松本の時よりも、少しはリラックス出来てるのかな...」なんて、思った。
千夏さん登場を歓迎するかのように、前回の来松の時に出会うべくして彼女が出会った、草間彌生さんカラーのタウンスニーカーが、会場「韓国食堂 M.C.HANA」の前の松本中町通りを走ります (笑) 。


それぞれリハを追え、今回のツアー中同行していた湊夏花ちゃんを交えた出演者ブースは、Icchieを中心にほぼ女子会モードに突入して、AKIさんや僕は、どうにも居場所がなくなって来る (笑) 。

でも、ミュージシャン同士の再会や新しい出会いや、そんな空間を見ていると、なんとも嬉しくなって来るんだよね。
そんな、なんとも言えないいい雰囲気の中、お客さまも徐々に集まって来て、会場も熱気を帯び始め...、開演!

 ■Icchie: http://81.xmbs.jp/icchienouta/

なんていうのかな、音と言葉の塊が魂を帯びて、こちらに向かってくるような、そんなステージ。
普段のキャラからは想像出来ないくらいの、いろんな試行錯誤や葛藤の末に、曲を生み出しているんじゃないかな...って、Icchieのステージを見て感じました。
すごく、深い音楽と人間だと思う。


 ■jun.: http://jun18.jugem.jp/

3月30日に、アルバム「Sunday」を発売する、jun.。
そのアルバムにピアノでレコーディングに参加した縁もあって、今回、出演してくれました。
一昨年、初めて彼女のステージを見た時から、その独特の空気間ってのか、コードのふわふわ感ってのかが、好きだった。
30日のレコ発は、山梨の「寺乃音」と同じ日なのでサポートすることは出来ないけど、頑張って欲しいな!

そしてjun.のステージをじっと見つめ感じる、谷紗矢香の後姿が、とても印象的だった (笑) 。


 ■ the APPLAUZ
今回、「Icchie」・「jun.」・「谷紗矢香」・「中川千夏」のステージを、お客さまに帰る時に一つの夜として持ち帰っていただくにはどうしたらいいかな~...って思って、それを「the APPLAUZ」のライヴで少しでも担えればと、出演しました。
でも、遠方からのゲストを迎えるにあたって、新曲の一つもなくちゃ失礼 (笑) と、新曲「犬も喰わない」を用意しての、ステージでした。
「Five Pennies - Lullaby in Ragtime」に続くような、デュエットのオリジナルを...って感じでまみが書下ろしたんだけど、どう聴いてもらえるかな~、千夏さんには気に入ってもらえたみたい (笑) 。
で、一つの夜に演出したくて...とかなんとか言っておいて、結局、他の出演者のステージに刺激されてヒートアップして、ガッツリと力の入ったステージになってしまいました (笑) 。
ミュージシャンの、性だねぇ (笑) 。




 ■ 谷紗矢香: http://tanisayaka.jimdo.com/

去年の11月に「ACOBATTLE★松本 SP」と塩尻「BAR On the Road」でのライヴをやっていたので、紗矢香ちゃんも、すごくいい感じにリラックスしているように見えた。
彼女のピアノをぽろぽろ弾きながら、その日の自分のライヴの着地点を探しながらのステージングが、僕はとても好きだ。
そして今回も、圧倒的な言葉と音楽が、僕の心にしみ込んできた。
紗矢香ちゃんの歌に自分の人生を反映させるお客さまたち(ほぼ、女性)は、多くのお客さんが目を閉じていた。
もちろん、消して居眠りをしている訳ではなく、じっと目を閉じて自分の心と、谷紗矢香の曲を会話させているように見えた。

一曲、Icchieのピアノで、紗矢香ちゃんはハンドマイクで歌ってくれたけれど、「あ~、やっぱりシンガーなんだな~」って、すごく感じた。
素晴らしい、コラボだったよ。
紗矢香ちゃん、「関さん~、また、松本でやらせて下さい~」って、ステージ上から言ったな、言ったよな...、ヨッシャっ!またっ!

彼女の当日の動画は、直接紗矢香ちゃんにコンタクトとって見て下さい。
URL、教えてもらえるかも知れません (笑) 。

 ■ 中川千夏: http://x34.peps.jp/gj0g/?cn=4

高知県から電車に乗り継いでやって来た千夏さん、僕は鉄道少年だったので、彼女の家の近くのJR(当時は国鉄)の駅に降り立った事がある。
駅前の電話ボックスで、小銭がなくなって困っていた中学生の僕に、駅員さんが10円玉を5枚、貸してくれた。
そんな思い出の高知、あの駅からやって来たんだなぁ...と感じた千夏さんは、去年初めて会った気よりも、この日を楽しんでいるように見えた。
ステージ近くなり、靴を脱ぎ裸足になり紅色の顔が少しずつ蒼ざめて来ると、千夏さんの戦闘体制が始まる。
そして、自分の出番になり、ギターをつかんで、そこか遠くへ旅立つような厳しい目をしてステージへ向かう。
ギターを少しずつ鳴らし始めながら、きっと、その日のイメージを探しているんじゃないのかな...、しかし、一曲目が始まると、真っ直ぐ先を見据えて目にも音にも全くの揺るぎがなく、劇薬のミルフィーユのように音を重ねながら歌い続ける。
今回も、見た後に「ヤられたな...」って思った。

ステージを見つめる「ましゅまろまま」の背中の緊張感が、ハンパじゃなかった。
そしてこの写真、右側の額を見て下さい!千夏さんが反射してる、そんな不思議な事も、彼女のライヴは引き起こした (笑) 。

前回松本に来た時に泊まった「旅館 松風」、その宿をモチーフにした新曲「松風」。
なんとか、「松風」の従業員に知らせたくて、ライヴに招待したくて連絡したんだけど、全く話が解ってもらえなかった (笑) 。
曲中では「あなたを待つ風」だった「松風」は、もう少し千夏さんを待つことになりそうだ。




まるで、五人の女性の闘いのように感じた、そんな「僕らは薄着で笑っちゃう」な、夜。
ステージが終わると、女の子たちは、仲良く一つの夜を作った笑顔の中、女子会モードに戻るのでありました。

物販も、けっこう売れたんじゃないかな。


千夏さんのステージ後には、こんななごやかなツーショットも。


そしてそして、打上げ~!



千夏さん、紗矢香ちゃん、遠方からありがとう。
松本のどこにもない、そんなあなた達の音楽を、もっともっと松本の人たちに聴いてもらいたかった...。
共演者の皆さま、ありがとう。
いらしてくれたお客さま、大事な日曜日にありがとうございました。
中でもライヴだとは知らずにHANAにいらして、お帰りの際に「今夜来て、本当に良かったです~」って言っていただけて、なによりも嬉しかった!
会場「韓国食堂 M.C.HANA」の崔さん、桃ちゃん、なっちゃん、お世話になりました。
当日の動画を、忙しい中撮影して下さったアルメリさん、本当にいつもありがとうございます、例のミッションもよろしくです!
そして、AKIさん、そしてそして三日間千夏さんと時を共にした夏花、大事な一日の的を、松本にしてくれて、本当にありがとうございました!




さて、千夏さんの音源だ出来た暁には、CD持って、もう一回「松風」に行って来ようかな~。